3月9日は「バービー人形の誕生日」！

3月9日は、世界的に有名なファッションドール「バービー人形（Barbie）」の誕生日です。1959年3月9日にアメリカのニューヨークで開催された「ニューヨーク・トイフェア」で初めて発表され、それ以来、世界中で愛され続けています。本記事では、バービー人形の歴史や人気の秘密、多様性を取り入れた進化、そして現在のトレンドについて詳しくご紹介します。

バービー人形の誕生と歴史

バービー人形は、アメリカの玩具メーカー「マテル（Mattel）」の共同創業者であるルース・ハンドラー（Ruth Handler）によって考案されました。彼女は、娘が紙製の着せ替え人形で遊んでいるのを見て、「リアルなファッションドールがあれば、子どもたちはより創造的に遊べるのではないか」と考えました。

1959年3月9日、「バービー」という名前で初めて発売された人形は、白黒のストライプの水着を着たブロンドヘアのファッションドールでした。この初代バービーは大きな人気を集め、アメリカだけでなく世界中で爆発的なヒットを記録しました。

バービー人形の人気の理由

バービーがここまで長く愛されている理由はいくつかあります。

ファッション性の高さ
- バービー人形は時代ごとにトレンドを反映したファッションを取り入れ、様々なスタイルの衣装やアクセサリーが展開されています。
職業やライフスタイルの多様性
- バービーは単なる着せ替え人形ではなく、「キャリアウーマン」としての側面も持っています。医者、宇宙飛行士、大統領候補、エンジニアなど、女性の可能性を広げる様々な職業のバービーが登場しており、子どもたちに夢と希望を与えています。
多様性のある展開
- 近年、バービーはより多様な人種や体型、障がいを持つ人々を反映したモデルを発売するなど、インクルーシブな方向へ進化しています。

バービーの進化と現代のトレンド

バービーは発売から60年以上が経過する中で、大きく進化してきました。

多様な人種や体型のバービーの登場
- 2016年には「トール」「プチ」「カービー」といった異なる体型のバービーが登場し、さらに肌の色や髪型のバリエーションも増加しました。
SDGsや社会問題への取り組み
- 近年、環境に配慮したバービーの製造や、ジェンダー平等を意識した職業バービーの開発など、社会的なメッセージを発信する動きが強まっています。
映画・アニメ化による新しいバービーファンの獲得
- 2023年には、マーゴット・ロビー主演の実写映画『バービー』が公開され、大ヒットを記録しました。この映画をきっかけに、バービーに再び注目が集まり、特に大人のファン層も拡大しています。